絹本に描き上がった絵を屏風に仕立てる為の、表装の打ち合わせをしました。
油絵で言うところの額縁ですね。日本では何故か、日本画の方が説明を要します。
友禅染めの布地を色々と合わせて、絵の際を縁取り、装飾する”裂”を決めて行きます。
「重厚にしたい」「可愛らしいのが良い」「もっと違う柄があれば」それぞれに思い入れのある、メンバーの意見が分かれ、今回は見送りに。
表具師さんには、見本の布地持参でご足労いただいた上で、こちらが長い時間決められないでいるというのに、終始、覇気のある笑顔を崩さずに、「この段階で屏風の出来の8割方は決まるから慎重で良い」と、検討に協力してくださいまいした。プロですね。
ギャラリーより南東の方角へ少し入った所に「嵯峨亭」があります、そこの駐車場の17番~20番に停車してください。
〒6160004京都府京都市西京区嵐山中尾下町32−2
TEL0758824868 「あーとすぺーす」
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ダイレクトメールの宛名面、ギャラリーへのアクセス方法や電話番号などの詳細情報も記載してます。
こちらも試作段階のものなので、日程に変更があります。
会期は、3月27日(日曜)から、4月10日(日曜)と変更になりました。
こちらも、大森教授による挨拶文です。
普段、女性ばかりでワイワイと和やかに打ち合わせしておりますが、
こうして、教授から公式な紹介を受けると、格式ある会合のように箔が付きます。
四曲一双の横へ連なる広い画面なので、大型のポストカードになりました。
紆余曲折のあった大下絵。
構図や景物について、何度も練り直しをしてます。
メンバー全員で長い時間をかけて推敲したのですが、
分担して描くと統一性がなくなるという話になり、
絹本仕上げは、1人の絵師に託されました。
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