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展示の様子を紹介していただきました。

110330_0643~01.jpg 京都新聞WEB版 「嵯峨八景、やまと絵屏風に」

携帯からでは参照できないと思いますので、また後日改めて、このページでも、スキャンデータを読みやすいように加工してから、お知らせいたします。



図版と冊子付録

2011年03月30日
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立派な製本に仕上がった「嵯峨八景図屏風」のガイドブック。
こちら一部1500円を購入をしてくださった方には、単独販売価格500円の大判図版を特典としてお付けしています。
さらに、メンバー手作りの屏風風栞も、希望でお付けいたします。お題と柄、紐の組み合わせが、少しずつ違いますので、お目当ての景を模した栞を選びたい方は、お早めにご相談ください。
(栞は、量産に手間の掛かる為、今のところ非売品になります。)

栞も生産が追いつき次第、ほぼ原価で一枚売りいたします。名所ごとのオーダーはご相談ください。
*購入しないと観覧できないというシステムではありません。入場は無料で、研究の成果の嵯峨八景図屏風をより多くの人に見ていただくのが目的の展示会です。見本をご用意しておりますので、お気軽に手に取ってご鑑賞ください。

会場セッティング

2011年03月29日
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最初に、畳と記帳を搬入しました。

今回依頼したのは本格的な京畳なので、一畳30キロとずっしり重たく、女性の細腕で運ぶのは難しいものでした。大量の藁を圧縮しているので弾力があって、簡単には凹まないのだそうです。色合いも艶も落ち着いて綺麗です。
期間中、屏風の前に十分なスペースがありますので、座ったり寝転んだりして、お寛ぎください。

畳屋さんは、「作っては運び作っては運び」の繰り返しの毎日ということで、良く見るとガッシリしておられます。1人で、搬入から段差の調整までの丁寧な仕事をしてくださったのは、メンバーの店の常連さんというご縁のあった、東奥畳店の前本さん。
リンクもご参照ください。
シリーズ作事組の職人さん

記帳は、主に簾の内側に掛け、婦人などが身を隠す為に使われた調度品で、今回は演出として左右に一組置いてあります。たまたま揃いの色がなかったのですが、メンバーで華やかな色合いを選んだので、女性らしい柔らかな雰囲気が醸しだせていると思います。
こちらは、ギャラリー近くにある、時代劇の小道具などのレンタル専門の高津商会さんからお借りしました。

映画・テレビ・舞台演劇用小道具のレンタル&装飾の株式会社 高津商会

冊子について

2011年03月21日
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「嵯峨八景図屏風」を描くにあたっての研究のまとめと、図録の掲載を兼ねての、冊子を制作しました。
嵯峨八景研究会のメンバー共著、共同編集、大森教授監修という形になります。
装丁は、グラフィックデザイナーの国分さん(友情協力)。華やかで可愛らしいデザインに、メンバー一同大満足です。

基礎知識や資料がなくとも、誰にも手軽に読んでいただけるよう、要所ごとに資料を載せ、やまと絵についても一から説明してあります。
あまり資料の残っていない「八景図」についてや、屏風制作までの変遷など、専門的な情報を得たい方にも、なかなか読み応えのある内容になっていると思います。

会場にてお手に取り、そして、宜しければ、お買い求めください。
会場での販売価格は、1500円になりました。

今回は、展示会場限定販売200部です。売り切れ必死!?
増刷、通販・取り寄せについては、お問い合わせください。

屏風の表装

2011年03月07日
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絹本に描き上がった絵を屏風に仕立てる為の、表装の打ち合わせをしました。
油絵で言うところの額縁ですね。日本では何故か、日本画の方が説明を要します。

友禅染めの布地を色々と合わせて、絵の際を縁取り、装飾する”裂”を決めて行きます。
「重厚にしたい」「可愛らしいのが良い」「もっと違う柄があれば」それぞれに思い入れのある、メンバーの意見が分かれ、今回は見送りに。
表具師さんには、見本の布地持参でご足労いただいた上で、こちらが長い時間決められないでいるというのに、終始、覇気のある笑顔を崩さずに、「この段階で屏風の出来の8割方は決まるから慎重で良い」と、検討に協力してくださいまいした。プロですね。

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ギャラリーより南東の方角へ少し入った所に「嵯峨亭」があります、そこの駐車場の17番~20番に停車してください。

〒6160004京都府京都市西京区嵐山中尾下町32−2
TEL0758824868 「あーとすぺーす」

petaMAPのリンク