絹本に描き上がった絵を屏風に仕立てる為の、表装の打ち合わせをしました。
油絵で言うところの額縁ですね。日本では何故か、日本画の方が説明を要します。
友禅染めの布地を色々と合わせて、絵の際を縁取り、装飾する”裂”を決めて行きます。
「重厚にしたい」「可愛らしいのが良い」「もっと違う柄があれば」それぞれに思い入れのある、メンバーの意見が分かれ、今回は見送りに。
表具師さんには、見本の布地持参でご足労いただいた上で、こちらが長い時間決められないでいるというのに、終始、覇気のある笑顔を崩さずに、「この段階で屏風の出来の8割方は決まるから慎重で良い」と、検討に協力してくださいまいした。プロですね。
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